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【すこやかにジャニオタ】わたしはこうオタをカムフラージュしました

先日「ジャニオタを隠したい……」という呟きをいくつか見つけました。

わかる、すっごくわかる。わたしも15歳で嵐を好きになってから、29になった今でも基本的にジャニオタであることは隠しているから。なんで? と言われると……思春期ゆえでもあったし、スクールカーストとか、男子にばれたらひかれちゃうみたいなのもあったし、自分の顔面偏差値に対して理想が高すぎって思われたくないとか、もはやデフォルト隠すだから公に言う方法を知らないとか、理由はぽんぽん出てくるわけです。

そりゃね「あんな口パクの人たちの何がいいわけ?」とか「へえ、理想が高いんだね(棒読み)」とか10代のころに言われたら、多少はその後の人生に影響ありますよ、うん。*1ジャニオタってカテゴライズされるだけでやけに叩かれることもあるものです。

ということで、今回は特に親しくない人に対して「ジャニオタ隠したい」という方にわたしの経験が少しでも役立ったらと思ってエントリを上げます。

カムフラ方法:ジャニーズ以外にも詳しくなる

わたしが推したい一番の方法はこちら。特に若い方やドラマ、映画が好きな方におすすめです。木を隠すなら森です。

要はジャニタレが出ていないエンタメにも詳しくなること。そうすると「ああエンタメが好きなんだな」と思われます。

好きなジャニタレが出ているドラマを見ると、ほかにもキャラクターがいるものです。その人たちが出ている全然ジャニタレが出ない別のドラマも見てみる。好きなジャニタレが好きという作品や仲がいいと話している人の作品も見てみる。そんなふうに広めていって、どんなドラマの話にも大抵ついていけるようになると「ジャニーズが好きな人」ではなく「ドラマが好きな人」と周りはカテゴライズします。音楽でも一緒。

『愛を叫べ』も踊れて、恋ダンスもできて『君はメロディ』も『チョコレイト・ディスコ』もランニングマンも踊れれば、振り覚えるのが上手なんだね、で済みます。

ジュニアが好きでも、ジャニーズ以外の10代の俳優さんに詳しかったり、40代50代のクールな俳優さんの作品も見ていたりすると「俳優さん詳しいんだね」で済みます。

そんな感じです。

ドラマ全般とか邦楽全般に詳しい人になってしまえば、いい感じにジャニオタであることがぼやかされます。(もちろんジャニーズについて触れても「詳しいね」で片付きます。)

話を振られたら……

わたしは特に親しくない同僚にジャニーズの話を振られても、前のめりに返すことは避けていました。嵐が初めて紅白司会っていう年末に「紅白なんてオワコンじゃん」と会社の男性陣がすぐ横で笑って話していたときもありましたが、触らぬ神にたたりなしです。華麗にスルーしていました。

外野の言葉はシカトするに限ります。*2

「好きな芸能人いる?」の質問にまじめに答えない

「どんな顔が好み?」とか聞かれるシーンもたくさんありました。大学のサークルとかバイト先とか会社の飲み会とか。これも木を隠すなら森。

聞いてくる相手によると思いますが、わたしは年齢上の人を挙げまくっていました。西島さん*3とか蔵之介さんとかもっくんとか竹野内さんとか。芸人さんだと、劇団ひとりさんや原田泰造さんって答えると周りの反応がよかったです。

聞いてきた相手がスポーツ好きってわかってるなら、サッカー選手や野球選手を答えることで話をスポーツ自体に持って行く、ということもしていました。

変に嘘つくのもよくないので普通にジャニーズ以外の好きな芸能人答えればいいだけなのですが、まじめに「ジャニーズの名前言っても大丈夫かな」とか考えちゃうんですよね……。

ちなみに

推し色は一般の人にあまり浸透していないイメージなので、あまり不審がられません。わたしは櫻井くんが好きなので、赤い持ち物ばかりが増えたことがありましたが「赤が好きなんだろうな」とかで済みました。

ときに好きなジャニタレのイニシャルアクセサリーをつけたくなることもあると思います。イニシャルのアクセサリーは、ネックレスやピアスあたりをつけると「彼氏?」とわざわざ聞いてくる人がいるので、ごまかせる自信がない場合は聞かれそうな場所につけていくことは避けた方がいいとわたしは思います。(ここだけ推測の話になっててごめんなさい。)

まとめ

今日はジャニオタをカムフラージュする方法について書きました。そんなんもうやってるよ! という方には情報不足でごめんなさいです。

本当なら、大声で「好き!」って言いたいけど、そうできないこともありますよね。それによって面倒が起こるなら、避けていきたいし。とは言いつつ、大人になれば「ジャニーズ好き」を受け入れてもらえるシーンが増えたから、それはよかったと心底思います。最悪バレても「そうなんだ〜」で終わることもあります。大人になってよかった。

健やかな現実世界withジャニーズが送れますように……!

*1:言い返せなかったんですよ、10代のわたし。それに言い返す気にもならなかった。そこでいざこざしたくなかったし、そんなふうに頭ごなしに否定する人はわかってもらえないんだろうなと思っていたんだよなー。

*2:嵐『Attack it!』より歌詞を引用しました。

*3:西島さんがまだこんなに出てないころに「西島さんが好き」というと「あすなろね」と年上の男性上司はわかってもらえたけど、もうこの技は使えないな。西島さん好きだけど。